こんにちは。
コロプラの菅井です。
技術&人事部門を管掌しております。
最近のAI界隈は本当に目まぐるしいですね。
私自身、組織を見る立場から逃げないように手を動かさないようにしていましたが、
この状況では最新技術に触れないリスクが大きいと感じており、LLM(大規模言語モデル) を動かしてみたり、色々つくってみたりしています。
GPT-4 のおかげでプログラミングの楽しさを思い出すことができました。ありがとうございます。
TwitterではAIの最新情報が日々飛び交っていて目を離すと心穏やかになりますが、追い続けましょう。
さて、先日からコロプラではChatGPTを活用した業務改善コンテストが始まりました。
これは、生成系AIを活用して社内の改善を図る企画で賞金付きです!
今回は、技術部門を見ている立場からコンテストについてお話できればと思います。
▼ AI を活用した開発のきっかけに
コンテスト自体は、AI を活用して何かを作る・触るきっかけになると良いなと考えています。
3月 以降の動きが激しすぎて不安に思っている方も多いと思います。
そんなときは実際に触ることで、その技術の得意・苦手分野を認識できます。
変化が激しい現在だからこそ、積極的に触ってほしい、向き合ってほしいと考え企画しました。
▼ 業務改善は規模ふくめて触れるには適したテーマ
実際に LLM などをゲーム開発に活かそうとすると悩ましいです。
自由にしゃべる NPC は夢のようだと思いつつ、それは面白いのか。とか考えたり。
一方、業務改善であれば、失敗もしやすく、短いスパンで手早く作りリリースするサイクルも回しやすいです。
また、作って触らないと今何ができるのか。を正確に知ることはできないです。
ゲームの企画を考えるのは高難易度ですが、その中で考えるより手を動かす!と言われたら業務改善は最適なテーマだと考えています。
▼ GPT-4 が組み込まれたサービスを使うより作る側に
GPT-4 が組み込まれたサービス・プロダクトが増えていくことは必然だと考えていますので、
コンテスト形式での業務改善を通じて、仕事の中に入り込んでいる状態を今から形成していきたいと考えています。
便利なものに触れるだけではなく、技術を知って、自分で作れるようになることが大切だと考えています。
また、様々なことが変わるタイミングこそ、手を止めずにキャッチアップすることで、自分自身で物事を判断できるようになります。
まとめると、GPT-4 をはじめとした LLM は業務をドライブしてくれる素晴らしい技術です。
実際に触れて、作って、業務に活かしていくことで、次世代のエンタメづくりにも繋がっていくと考えています。
時代の変化に対応しながら楽しい開発ライフを送れればと思っています。
最後に、社内のAIの活用状況や業務改善の成果などは今後テックブログでも紹介していくのでお楽しみに!
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