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第4回 Game Engineers Meetup に登壇しました

こんにちは、インフラエンジニアの杉浦です。

 

2023年3月15日に開催された、「第 4 回 Game Engineers Meetup - Gaming OSS x Google Cloud 実例特集」で、登壇させていただきました。

 

この記事では、登壇の内容とイベント中にお伝えし切れなかった内容を補足させていただきます。

Game Engineers Meetup とは

Game Engineers Meetup (略称 GEM) は Google Cloud のサービスから Agones や Open Match といった Gaming OSS まで、ナレッジやユースケースの共有と、ユーザー同士の交流を目的にした Meetup です。

 

Innovators Live Japan の 1 つのイベントです。Innovators Live Japan には、「Game」 のみならず、「データベース・データ分析・AI / ML」や「サーバーレス・コンテナ」などの他のイベントもあります。

登壇内容

「白猫ゴルフを支える Gaming OSSGoogle Cloud」というタイトルで、2022年10月にリリースされた白猫ゴルフのインフラを取り上げました。

 

 白猫ゴルフやコロプラの要件として、マルチプレイ環境やゲームサービスを止めないインフラメンテナンスが必要であることを紹介しました。

 

これらの要件のためにインフラを構成しており、アプリケーション、データストア、Agones、Open Match の 4 つに大きく分けて紹介をしました。

speakerdeck.com

発表内容の補足

アプリケーションのロードバランサーについて

白猫ゴルフでは、アプリケーションのロードバランサーに、HAProxy とMulti Cluster Ingress (MCI) を使用した、多段の構成を使用しています。

この構成は、HAProxy のマルチクラスターに対応した重み付けルーティングを利用するためのものです。

 

発表中に余談として、このフロントエンドを GKE Gateway API に置き換えることができるという話をしました。

 

Gateway API は、マルチクラスターに対応した重み付けのルーティングが可能であるため、要件を満たす構成にすることができます。

 

マルチクラスターの対応が白猫ゴルフリリース時点ではプレビュー機能であったため、白猫ゴルフでは採用しませんでした。

この機能がGAになることを、非常に期待しています。

白猫ゴルフの IPv6 対応について

Live Q&A で「白猫ゴルフで IPv6 の対応はしていますか?」という質問がありました。

ライブでは回答できませんでしたので、こちらで補足します。

 

現状通信キャリアが、IPv4/IPv6 デュアルスタック方式及び NAT64/DNS64 方式に対応しています。そのため、白猫ゴルフのインフラ側で IPv6 を意識せずとも通信が可能であり、IPv6 特有の設計は行っていません。

おわりに

コロプラは今後も、様々なイベントへの登壇を行っていきたいと思っています。

インフラといったあまり見ることのできない、ゲームの裏側も公開していきますので、よろしくおねがいします!



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