「サーバーエンジニアがゲームやプロジェクトに対してどれだけ意見・提案できますか?」という質問を採用を通してよく聞かれるので、今回は実際にサーバーエンジニアが提案して取り入れられた事例をいくつか紹介いたします!!
事例一挙紹介
エンジニアだからこそ気づく提案を
もともとある機能を活用して、アイテムのドロップ演出がなかった箇所に演出を出すことを提案し、採用された。
その他にも各仕様に対して、条件に対する細かい挙動の違いや考慮漏れが起きないように注意し、その都度プランナーに提案している。
17新卒 K.Y.
仕様改善と通信頻度低下を両立
よりユーザーの見える範囲に敵やアイテムが湧くように、ポップ位置を調整する仕様を提案・実装した。この仕様変更によって、問題となっていた通信頻度の問題もあわせて解決した。
別のゲームタイトルでは、プレイ会で遊んで分かりづらい機能があったため、機能をシンプルにして画面遷移を減らすように提案し採用された。
16新卒 Y.S.
実装して動いているものを見せることで採用に
イベントでシナリオが再生されるだけだった機能に対して、よりユーザーにわかりやすいように、シナリオ+Tipsの表示をするように提案した。その機能を先回りして実装し見せることで即採用された。
20新卒 S.N.
ユーザーの納得感を大事にした提案
企画職がまとめたゲームの不具合に対する対応と補填方針に対して、ユーザーがより納得する方針に変更した。それによって工数が増えるものではあったが、工数への影響と納得感を元にプロジェクト内で相談し、納得感を優先することにした。
また、プロジェクトに対して企画の精度向上と振り返り文化を作るために、希望するプランナーへBigQueryを活用した分析手法をレクチャーした。
中途 R.T.
仕様共有を改善しプロジェクトの円滑化に貢献
機能開発の際、不明な仕様について個別に質問していると後から参照しづらく共有もされないため、仕様質問用にスプレッドシートを用意し、仕様の不明点の解決と共有を非同期に行えるようにした。仕様が一箇所にまとまったことで、既に回答済みの仕様質問が少なくなり、プランナーはリプライへの返答という形の同期的な作業を行う必要がなくなったので、結果的に開発が円滑化した。
中途 T.U.
企画をまるっと担当
ゲームのエンドロールの企画を担当。コンセプトから構成までを考え、実際に形にした。
また新作開発の度重なる修正の中で、UIが使いづらいものになったので、新たなUI遷移を提案し、PCゲームで遊んできた経験を活かして、PC版における操作、キーバインド、細かいパラメーター調整を行った。
17新卒 Y.I.
おわりに
コロプラでは、サーバーエンジニアだけでなく職種・年次関わらず良い提案であれば採用される文化があります。日々の業務やプロジェクト内で行われるゲームのプレイ会を通して、このような提案が常にされています。
今回紹介した一部の事例においても、通信負荷に関わるサーバーエンジニアの領域のものから、ゲーム仕様について、UI/UXの見た目に関すること、プロジェクト運用の改善など多岐に渡って採用されているのがわかるかと思います。
少しでも弊社サーバーエンジニアの働き方やゲームにどのように関わっているか伝わったら幸いです!
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