COLOPL Tech Blog

コロプラのエンジニアブログです

COLOPL Tech 勉強会 「ゲームバックエンドを支える基盤技術」を実施しました

こんにちは。株式会社コロプラ サーバー基盤グループ SRE チームの工藤です。

 

2022年4月27日、 ゲームバックエンドを支える基盤技術  という名目でサーバーエンジニア・インフラエンジニア向けの発表を行いました。

当日の放送内容は YouTube でご覧いただけます。

www.youtube.com

勉強会の内容

今回の勉強会ではコロプラでの実例を元に、各要素技術について細かく説明させていただきました。

 

前後半に分け、

 

  • コロプラにおける Redis の構成の移り変わり、及びアーキテクチャ設計と活用例
  • ゲームサーバーサイド (PHP) での乱数の使い方、内製ライブラリ、及びコントリビューション

として発表させていただきました。

 

前半では、コロプラにおいて今まで Redis をどのような用途で利用してきたか、用途による使い分け方やアーキテクチャの概要、柔軟なアーキテクチャを実現するための twemproxy の活用法や、比較的不安定なことが多いセルラー (モバイル) 回線で効果を発揮するレスポンスキャッシュの仕組みなどについてお話させていただきました。

 

後半では、ゲームとは切っても切り離せない関係にある乱数について大まかに説明させていただいた後、コロプラではどのように乱数を利用しているのか、また課題の解決のために作成した CRandom というライブラリの話や、 PHP 自体へのコントリビュートについてお話させていただきました。

 

それぞれの資料はこちらになります。

speakerdeck.com

speakerdeck.com 

"乱数と向き合う"  内の Be-ars 記事

PHP のアップグレード時の話として、弊社オウンドメディア "Be-ars" の話が含まれていますが、該当記事のリンクは以下となります。

be-ars.colopl.co.jp

"乱数と向き合う"  内の PHP への RFC および Pull Request

以下になります

wiki.php.net

github.com

最後に

今回で 4 回目となった勉強会ですが、多くの方にご覧いただくことができ、発表チーム一同非常に嬉しく思っております。今後も当技術ブログと共にエンジニアの方々に役立つようなコンテンツの発信をしていければと思いますので、何卒よろしくお願いいたします。

 

次回の勉強会は "ゲームバックエンドにおけるノーメンテナンス運用" というタイトルでの実施を予定しております。コロプラではいつでも好きなときにゲームを楽しめるよう、ノーメンテナンスを運用ポリシーとして掲げており、それをどう実現しているのか、という点についてお話させて頂く予定です。ぜひご参加のほどよろしくお願いいたします。

colopl.connpass.com